シンポジウム

令和元年 秋季シンポジウム 案内

 

運動・スポーツ部活動を巡る諸問題と展望 :中学・高校・大学の部活動の未来
と題しまして,今年度の秋季シンポジウムが開催されます.

日時: 10月27日(日)受付:13時半から, シンポジウム:14時から16時半

場所:武庫川女子大学中央キャンパス(西宮市池開町6-46)

参加費:学会員・学生・一般市民・・・無料

参加方法:当日受付にて受付(事前受付なし)

 

以下のリンクでポスター(PDFファイル)が開きます.詳細はこちらをごらんください.

191003スポーツ学会シンポジウム提出分.pdf 

平成30年度シンポジウムの報告

 12月15日(土)神戸親和女子大学三宮キャンパスにて,「スポーツによる兵庫・神戸の活性化: 国際スポーツイベントのインパクトとレガシー」と題して,シンポジウムが開催されました.

 

本シンポジウムは、平尾剛先生(神戸親和女子大学准教授)による基調講演から始まりました。平尾先生は、ご自身がラグビー経験者であり、神戸製鋼コベルコスティーラーズに所属しながら日本代表でプレイされた経験があります。プレイヤーとしての観点と現在ご専門として研究されている身体論の観点から、「私たちはなぜスポーツに感動するのか」について話されました。特に印象的だった点が、故・平尾誠二さんが「スポーツと芸術は似ているが、観客が座席から立ちあがりお尻が浮くのはスポーツだけだ」と語られていたことです。スタジアムの中で、プレイヤーと観客の間においてやり取りされている何かがあると強調されていました。また、ラグビーにはノーサイドの(戦い合った両チームの選手がどちらのサイドもなくなり、フェアープレーをたたえ合う)精神があるため、試合了後に両チームの選手・スタッフ・レフリー・その他関係者が一同に集い、軽食や飲物をとりながら交流を深めるアフターマッチファンクションというイベントがあります。現在では本来の意味が薄くなり、少しずつ形骸化されていることを危惧されていました。これに関連して、ラグビーでは大会期間中週1、2回しか試合がないため、選手やサポーターは、自由時間にまちを味わう雰囲気があるといいます。ゲームだけでなく、色々な観点から国際スポーツイベントは楽しむことができると述べられていました。 

続いて、シンポジウムが行われ、パネリストとしてメディアの視点から陳友昱氏(株式会社神戸新聞社編集局運動部部長)、行政の視点から長村博氏(神戸市市民参画推進局国際スポーツ室ラグビーワールドカップ事業推進担当課長)が登壇されました。陳氏は、今回の大会は他の国際スポーツイベントと比べてメディアの取材等が入りやすく、メディアに対して友好的であると述べられました。背景には、アジア地域でラグビーを普及させたい協会の思惑があり、メディアとの一種の約束があるといいます。また、神戸会場は三宮から近く(徒歩圏内)、どのような国際交流が生まれるのか、また来日するチームと地域でどのような交流活動がなされるのかについても注目したいと言われていました。長村氏は、大会の概要や御崎公園球技場(ノエビアスタジアム)の特徴に関してお話されました。ラグビー観戦に来る訪日外国人の特徴として、富裕層が多くビール好きも多いと予想されており、この層にどのようにアプローチしていくのか、また、ファンゾーンをメリケンパークでの開催を予定し、ステージイベントや様々なお店を出店することで盛り上げていくことを強調されました。さらに、「安全で円滑な大会運営を実現すること」、「全ての試合を満席にすること」、「神戸のまちの活性化につなぐこと」の3つを神戸開催における大会の成功として位置づけられました。 

最後に、2名のパネリストとコメンテーターの平尾先生を中心に、会場からの質問に対する回答や意見交換が行われました。そして、コーディネーターを務められた舩越達也先生(大阪国際大学准教授)よりラグビーの国際大会における今後の展望についての結びのお言葉がありました。

(神戸親和女子大学  高松 祥平 )

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平成30年度秋季シンポジウムのポスターを掲載しました

12 月15日(土)に平成30年度の秋季シンポジウムを開催いたします。基調講演および鼎談を通して、「スポーツによる兵庫・神戸の活性化:国際スポーツイベントのインパクトとレガシー」について考えるシンポジウムとなります。

詳しくは下記およびシンポジウムチラシをご覧ください。

 

平成30年度 秋季シンポジウム

12 月15日(土)

受付:13:30~

講演:14:00~ 


親和女子大学三宮サテライトキャンパス(神戸市中央区三宮町1-9-1-908 センタープラザ9F)

参加費:会員・学生 無料

     一般参加 500円(資料代として) 

 

主催:兵庫体育・スポーツ科学学会

後援:(公財)兵庫県体育協会

協力:神戸商工会議所 神戸スポーツ産業懇話会

問い合わせ先:兵庫体育・スポーツ科学学会事務局

 E-mail:info@hspess.jp

 

詳細は以下をご覧ください ↓ (PDFファイルが開きます)

201369★スポーツによる活性化_1010五.pdf

平成29年度シンポジウムの報告

 平成29123日(日)に兵庫体育・スポーツ科学学会シンポジウムが、神戸女子大学三宮教育センターにて開催されました。テーマは「スポーツ栄養学の生かし方:食事 vs サプリメント」として、近年健康志向の高まりからサプリメント市場規模が年々伸長しており、本シンポジウムでは食事とサプリメントのあり方や摂取方法を、パネリストそれぞれの立場から情報交換を行いました。

 

【開会の挨拶】

高見彰(大阪国際大学人間科学部教授、兵庫体育・スポーツ科学学会会長)

 

【基調講演】

「スポーツ選手の食事の摂り方」

坂元美子(神戸女子大学健康福祉学部健康スポーツ栄養学科准教授)

 

【シンポジウム】

 

<パネリスト>

分子栄養学の立場から:小川静香(マルサンアイ株式会社開発統括部・研究開発室)

トレーナーの立場から:藤野絢也(ふじの整体研究所、イトマンスイミングスクール強化部トレーナ

人間栄養学の立場から:坂元美子(同上)

 

<コーディネーター>

伊藤克広(兵庫県立大学経済学部准教授)、山口志郎(流通科学大学人間社会学部准教授)

 

【総合ディスカッション】

 

【閉会の挨拶】

鵤木秀夫(兵庫県立大学経済学部教授、兵庫体育・スポーツ科学学会理事長)

 

【基調講演】

坂元美子(神戸女子大学健康福祉学部健康スポーツ栄養学科准教授)

 本基調講演では、スポーツ選手に求められる力の中で、バランスの良い食事を摂取することの重要性が述べられ、スポーツと5大栄養素の関係の説明がなされました。また、過去の研究結果から性別、競技種目によって目標とされるエネルギー摂取量は異なることが述べられました。坂元先生より、「ハードなトレーニング」、「無理な減量」による休養や栄養の不足により、様々なスポーツ障害のリスクが高まることが強調され、近年はサプリメントを摂取する学生やスポーツ選手が増えた現状が報告されました。しかしながら、サプリメントは過剰摂取してしまうと内蔵機能が正常に発達しなくなる可能性があることから、特に成長期のスポーツ選手はまずは食事から栄養バランスを整えることが重要と強調され、生理機能が落ちてくる30歳代から栄養バランスを考慮しながら適切に摂取するのはどうかといった提案がなされました。その後、サプリメントとドーピングの関連性の説明がなされ、最後にプロ野球選手の合宿時における朝食内容ならびに高校サッカー選手における食事の現状を写真と栄養摂取量の数値とともに情報提供がなされました。

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【パネルディスカッション】

小川静香(マルサンアイ株式会社開発統括部・研究開発室)

 小川先生からは、冒頭にマルサンアイ株式会社が製造している商品の説明や大豆、豆乳を中心とした製品が身体にどのような好影響を及ぼすかをご自身のトライアスロン経験とともに、具体的な数値データを基に説明がなされました。特に大豆食品は糖尿病や肥満、脂質代謝異常症などの生活習慣病などの様々なリスクファクターに対して改善効果を示すことが報告されており、マルサンアイでは様々な豆乳製品を製造し、消費者の健康を手助けする商品開発が行われていることが報告されました。現在は、分子栄養学の立場での研究にも携わっており、動物実験において女性アスリートや閉経後の女性に起こるエストロゲン(女性ホルモン)欠乏状態における筋萎縮の予防に豆乳摂取は効果があったことが報告されました。

 最後に、分子栄養学の進展とともに、今後は栄養素の分子レベルでの機能を明らかにすることの重要性が述べられ、また個々人の体質や遺伝子の違いを考慮したオーダーメイドの栄養学、そして商品開発が進むのではと今後の展望が述べられました。

 

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藤野絢也(ふじの整体研究所、イトマンスイミングスクール強化部トレーナ

 藤野先生からは、冒頭にご自身がこれまでトレーナーとして活動されてきた種目や対象者の説明がなされました。その後、現在ご自身が取り組まれているイトマンスイミングスクールでのトレーニング方法や栄養指導の現状、そして運動強度に応じた食事摂取の重要性が述べられました。競泳に必要な能力として、(1)体脂肪のコントロール、(2)筋量、筋力の増加、(3)持久力の向上、(4)日々のトレーニングに要するエネルギー、(5)ピーク時のエネルギー発揮、(6)疲労回復があり、こうした身体コントロールを行うためにも、栄養学の知識を基に選手たちに栄養指導をすることが重要と強調されました。選手によっては、間食を好む人も多く、そうした選手たちにどのように栄養指導を行うか、そういった苦労話も随所に報告がなされました。最後に、選手の運動強度や成長具合によって、求められる食事の量も異なることから、栄養学通りが全てベストではなく、個々人にあった運動、栄養指導が重要であり、その際サプリメントを適材適所摂取することも必要と結論づけられていました。

 

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【総合ディスカッション】

 3名のパネリストを中心に会場からの質問に対する回答や意見交換が行われました。会場からは、学校現場やリハビリテーション、子どもに対する栄養摂取の指導の仕方などに関する質問がなされ、活発な議論が展開されました。最後に、コーディネーターより、(1)栄養バランスは食事を通し摂取・調整を行うことが重要、(2)補えない栄養素をサプリメントでカバー、(3)年齢、性別、個々人に応じた栄養摂取が重要、と結論づけられました。

 

(文責:研究企画委員 伊藤克広・山口志郎)

平成29年度シンポジウムのご案内

 平成29年12月3日(日)に平成29年度兵庫体育・スポーツ科学学会シンポジウムが開催されます。

基調講演および鼎談を通して、今回の大会テーマである「スポーツ栄養学の生かし方 食事vsサプリメント」について考えるシンポジウムとなります。

詳しくは下記およびシンポジウムチラシをご覧ください。

 

 

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日程:平成29年12月3日(日)

受付:13:30~

講演:14:00~

場所:神戸女子大学三宮教育センター(三宮キャンパス)

          神戸市中央区中山手通2-23-1

参加費:会員・学生 無料

     一般参加 500円(資料代として) 

 

主催:兵庫体育・スポーツ科学学会

後援:(公財)兵庫県体育協会

協力:神戸商工会議所 神戸スポーツ産業懇話会

問い合わせ先:兵庫体育・スポーツ科学学会事務局

         TEL:078-803-7810 E-mail:info@hspess.jp

 ↓ ポスター(PDFファイル)へのリンク

2017年スポーツ科学チラシ.pdf